Instant House — 基礎設計書 v1.0

スクリューパイル
ボルト接合基礎

溶接不要。現地で六角レンチとインパクトドライバーだけで組める。パイル6本 + H鋼2本 + コンテナ直置き。工期:半日。

パイル本数
6本
工期
半日
必要人数
2〜3人
溶接
不要
概算費用
¥18〜25万
全体構成図
断面・俯瞰
GL ±0 中古コンテナ 20ft(6058×2438mm) コーナーキャスティング H鋼 100×100 M16ボルト 900mm 以深 300mm コンテナ H鋼 / ベースプレート M16ボルト スクリューパイル
正面断面図 — パイル3本が見えている(背面にも同配置でもう3本)
コンテナ 20ft 6058 × 2438 mm H鋼① H鋼② ≒2000mm ≒2000mm 1800
俯瞰図(平面) — パイル6本の配置。①③④⑥が四隅、②⑤が中央補強
接合部詳細
3つの接合ポイント
接合部 A パイル天端 → H鋼 ベースプレート 150×150×9mm (工場溶接済み) シムプレート(高さ調整) H鋼 100×100×6×8 M16 ×4本 接合部 B(四隅) コーナーキャスティング固定 コンテナ底部 コーナーキャスティング ISO 1161 / 穴131×50mm ツイストロック またはM20アンカーボルト 接合部 C(中央) 中央パイル → H鋼 クランプブラケット (U字ボルト×2) M12×2本
接合部 A:パイル天端のベースプレート(工場溶接済)にH鋼をボルト締め / B:コーナーキャスティングにツイストロック固定 / C:中央パイルはUボルトクランプ
部材リスト
全購入品と現場カット品
品目 仕様 数量 価格 調達 備考
スクリューパイル φ76 × L1200mm 翼径200mm 6本 ¥6〜9万 発注 ベースプレート溶接済み品を指定
H形鋼 H-100×100×6×8 L6100mm 2本 ¥2.5〜3万 発注 釧路の鉄鋼店。M16穴あけ加工を依頼
M16ボルトセット M16×60mm SUS304 ナット+ワッシャ付 24本 ¥8,000 Amazon 各接合部4本×6箇所
ツイストロック ISO コンテナ用 コーナー固定 4個 ¥1.2万 Amazon コンテナ4隅の固定。なければM20アンカーで代替
Uボルトクランプ M12 パイプ径φ76用 4個 ¥4,000 モノタロウ 中央パイル②⑤をH鋼に固定
シムプレート 鋼板 t=1mm / 2mm / 3mm 各種 セット ¥3,000 カインズ パイル高さのレベル調整用(±10mm吸収)
水平器 600mm以上推奨 1本 ¥2,000 カインズ H鋼のレベル確認に必須
Tバーハンドル 鉄パイプ φ34×1200mm + クロス溶接 1セット ¥3,000 現地製作 ホームセンターのパイプ2本で自作可
延長パイプ φ34mm 900mm(パイル差込み用) 2本 ¥2,000 カインズ 深く打つ時にパイルに差して延長
スクリューパイル ×6¥6〜9万
H形鋼 ×2本(穴あけ込み)¥2.5〜3万
ボルト・クランプ・シム類¥2.5万
工具類(水平器・Tバー等)¥1万
基礎工事 合計 ¥12〜15万
コンテナ本体(中古¥15〜30万)・クレーン(¥10〜15万)は別途。コンテナ搬入とパイル打設を同日にまとめると効率的。
施工手順
当日の流れ(3人・半日)
1
位置出し(30分)
コンテナ設置予定位置の四隅をスプレーでマーキング。長辺6000mm・短辺2400mmを巻尺で計測。対角線を測って直角確認(対角2本が同じ長さ = 直角)。パイル打設位置(6点)にピンを刺す。
🛠 巻尺 / スプレー / ピン
2
地盤確認(15分)
6点それぞれに鉄筋φ13を足で踏み込んで刺す。腰くらいまで入るなら軟弱地盤 → 全部ねじ込める。岩盤や玉石に当たる感触があれば位置を10cm単位でずらして再試行。
🛠 鉄筋 φ13×1000mm
3
パイル打設・6本(3時間)
Tバーに2人が付いてぐるぐる回す。1本30〜40分。先端が900mm以深に到達したら完了。打設後、全天端の高さをレーザーレベルで計測してメモ。最も高いパイルを基準にシムで揃える。
🛠 Tバー / 延長パイプ / レーザーレベル
4
H鋼設置・レベル調整(1時間)
H鋼をパイル天端のベースプレートの上に渡す。シムプレートを挟んで高さを調整(目標:H鋼天端が全点で±3mm以内)。水平器で確認。OKならM16ボルト各4本を締める。中央パイルはUボルトクランプで固定。
🛠 M16レンチ(24mm) / 水平器600mm / インパクトドライバー
5
コンテナ搬入・ボルト固定(1時間)
ユニック車でコンテナを吊り上げH鋼の上に降ろす。コーナーキャスティング4点にツイストロックを差し込んで90度回転させ固定。最後にもう一度水平器で傾きを確認して完了。
🛠 ユニック車(手配済) / ツイストロック
⚠ 地盤が湿地・泥炭層の場合はパイルが規定深度(900mm)まで入らないことがある。その場合は延長パイプを追加して1200mm以深を目指すか、パイル径を大きくする(φ100以上)こと。